うちはすべて手作業ですから、大きなことはできませんけどね。
できる限りは、「おいしい」といってくださる味をコツコツと守っていこうと思っています。
三代目ということもあって、地元のお客さまとは長いお付き合いです。「卵は大原さんのじゃないと」といってくださる方も多いのだとか。「自然な甘さがある」「コクがある」という声もいただいています。最盛期に比べて飼養羽数は減少したものの、長年育んできた信頼は揺るぎません。
大掛かりな装置を入れるでもなく、一つひとつ自分たちの手で集め、目で確かめながらパック詰めする卵には、養鶏家の飾らないひたむきさと責任感が込められています。
自家配合の餌には、魚粉のほかにも宮津の水産加工会社から仕入れている良質な魚のアラを使用しています。アラは一度炊いてから細かく砕いてブレンドしています。独自の自家配合を行う養鶏家にとっても、一層手間のかかる原料です。
しかし、餌を変えては卵の味も変わってしまい、お客さまをがっかりさせてしまうと、餌は極力変えずに続けてきました。もちろん、魚アラを使う餌はつくりおきはできません。毎日、仕込んでいます。
地産の農産物や加工品を販売している直売所「宮津まごころ市」で、大原養鶏場の丹精込めた卵が販売されています。
鶏 園 | 大原養鶏場 |
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飼養羽数 | 4,500羽 |
代 表 者 | 大原 正暉 |
所 在 地 | 〒626-0034 京都府宮津市滝馬312 GoogleMap |